『激戦の地･関西で今年もレア本Get!シンジラレ〜イ!』(日本ハムファイターズ・ヒルマン監督調)


　私にとって２００６年は、周りの環境がガラリと変わった激動の一年でした。
激戦の関西地区で慢性的なレア本の枯渇状態に加え、特に後半は古書店回りのペースも落ちていった事から、
今年のベストは前半の収穫ブツが殆どと言う結果になりました。

例によって、『自力かつ安価で完揃したモノ』というテーマで選んでますので、収集家仲間から頂いた本は除外させて頂きます。
(貴重な本をお譲り頂いた皆様には、この場を借りて改めて厚く御礼申し上げますm(_ _)m)

　さて、２００７年はここで公開できる本を見つけることが出来るのやら…かなり心配(汗)

　尚、私のベスト５については、あくまでも一般古書店や新古書店系で入手した漫画である事が前提であり、絶版古書専門店やオークションで、それなりの金額で購入した漫画については一切除外しております。
また、順位については相場価格・入手難易度等も考慮した上で、最終的には私の独断と偏見で選びました。

順位	作品・出版社・作者名	書影	これが背表紙。見つけたら迷わずGetせよ！	コメント
１	出戻社員伝　全１ 　　朝日ソノラマ　サンC　 　　松本零士			・松本零士の作品。 『聖凡人伝』の出戻始の兄：出戻俊郎が主人公のサラリーマン物。 松本零士のサンコミシリーズでは後期にあたる為、 流通量が少ないせいか入手が困難な一品。 今回入手出来た事で同シリーズの完揃いも目処が立ち、 非常に嬉しかった１冊です。 あとは『人類近眼詩集』を残すのみ…早く完揃いさせたいよぉ。 ・阪神間の某古書チェーン店で１５７円でＧｅｔ！
２	怪人わかとの　全１ 　　双葉社　パワーＣ 　　藤子不二雄			・藤子不二雄の作品。 金持ちの坊ちゃん『わかとの』の奇抜な行動によるギャグ漫画。 『わかとの』は最初、『サンスケ』という作品の脇役だったそうだが、 人気が出たせいか主役となったらしい。 因みに秋田版の『わかとの』とは内容が別物で、 そちらは石森章太郎も作品協力していたとの事です。 ラストの展開にはちょっとビックリしました(汗) ・阪神間の某古書チェーン店で３１５円でGet！
３	大ばか探偵　はくち小五郎　全３ 　　曙出版　曙C 　　赤塚不二夫			・赤塚不二夫の作品。 ラーメン屋の２階に間借りする大ばか探偵・はくち小五郎と その息子・小林くんが、迷事件・珍事件に挑むギャグ漫画です。 収録順序が連載順と違うのかストーリーによって、 『大ばな警部』が『でかばな署長』になってたりします(笑) タイトルからして復刻は難しいかも…。 ・長らく２巻がリーチ本でしたが、阪神間の古書店で８００円でＧｅｔ！ 全３の購入金額は１１００円くらい。
４	地獄裁判　全１ 　　少年画報社　ＨＣ 　　松森正			・小池一夫・松森正の作品 偶然、政府の危機に繋がるスキャンダルを撮影した為に、 カメラマンのフィアンセを殺されたＴＶディレクターが、 現職大臣達へ復讐を誓う。 自らが行う殺人をドキュメント映画させる事で、 ハリウッドから資金力と機動力援助を得た男が完全犯罪に挑戦する…。 長年安価で探していた一品です。 ・京都府内の古書チェーン店でGet！ 購入金額は１０５０円。
５	宇宙ノミダー　全１ 　　曙出版　曙C 　　笹川ひろし			・タツノコプロの演出家として知られた笹川ひろしの漫画。 アポロ１１号に乗って地球へ飛来したときに、 異変で不思議な力を得た宇宙飛行士ノミダーが、 気の弱い少年・世和井太郎を助ける物語。 世和井太郎が『ハクション大魔王』のカンちゃんとダブってしまいます(笑) 結構レアな作品だと思います。 ・京都府内の古書チェーン店で購入。 購入金額は１０５０円。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※原作者及び漫画家の敬称は略させて頂きました。　

　　　
　　＜他の漫画収集家のＢＥＳＴ５＞

　　　　◆千葉のおいちゃん
　　　　　１位　月刊、週刊誌　　手塚治虫切抜き　約２２５篇　　　　　　　一枚１０円
　　　　　　　 　秋田書店　　　　魔神ガロン　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　５０００円
　 　　　　　　　月刊誌　　　　　手塚付録他　約５０冊　　　　 一冊１０００〜１５００円
　　　　　２位　東京日の丸文庫　ザントス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０５００円
　　　　　３位　雑誌　　　　　　平凡　１９６９年10月号　松本零士読み切り収録
　　　　　　　　　　　　　　　　　　『ユナイト映画ウエスト・サイド物語』　　　　　　１０５円
　　　　　４位　少年画報社　　　狂い犬　全２　　　　　　　　　　　　　　　一冊２５００円
　　　　　５位　双葉ＰＣ　　　　新オヤジ坊太郎　全４　　　　　　　　　　　一冊３００円

　　　　　今年は単行本よりも違う物が大半でしたねぇ・・・
　　　　　１位に３つも入れちゃあインチキですかねぇ・・・ははは
　　　　　来年も宝籤当てたいなぁ・・・本当に・・・

　　　　　



　　　　◆ハンターさん
　　　　　地獄裁判・・ＨＩＤＥさんもでしたね
　　　　　とべない翼（完全版）・・新品
　　　　　河童の三平（上下）新品では買えませんでした。でも極美
　　　　　ゲゲゲの鬼太郎（２〜７）８巻が欲しい
　　　　　ベトナム戦記・・とうとう手を出してしまった
　　　　　赤い影法師・・どこに在るのか分からなくなってたので又ついつい・・

　　　　　
　　　　


　　　　◆みたらしだんごさん
　　　　１、とも子捕物控　伊東章夫　２〜９巻
　　　　２、ディズニートモブック沢山(笑)
　　　　３、なかよし付録(ケーキケーキケーキのシリーズ８冊入手)
　　　　４、雪之丞変化　三上於菟吉　全２巻　活字
　　　　５、同棲時代　上村一夫　雑誌版　全６冊

　　　　写真を撮ってみましたが、遠すぎて分かりませんね〜(滝汗)
　　　　申し訳ありません(ペコリ)
　　　　バラで集めた子もいて少し無理をしましたが何とか買えましたぁあ。ありがたい事です。
　　　　私も皆様も、今年もいい年でありますように…(パンパンパン)
　　　　
　　　　

　　　

　　　　◆マンチュウさん
　　　　１　石森章太郎ヒーロー作品複製原画集（小学館）
　　　　幻藏さんの「独り言」平成１３年１０月２１日に書き込まれているものです。
　　　　青鉛筆やセロテープ、ホワイトでの修正の跡なども忠実に再現されており、
　　　　パッと見にはオリジナルそのままで、思わず修正のホワイトが盛り上がっているのではないかと指でなでてみたくらい凝った印刷でした。
　　　　とてもオリジナルには手が出ない私としてはうれしいものです。
　　　　「快傑ハリマオ」ほか、カラー、モノクロ合わせて３０枚入っており、
　　　　これとは別の袋入りのおまけ「サイボーグ００９」は５種類のうちどれが入っているかわからないもので、私のは一番初期のものでした。
　　　　
　　　　　

　　　　２　白土三平異色作選(青林工藝舎）
　　　　昭和３０年代に貸本屋向けにいずれも日本漫画社から発行された朝鮮人強制連行、
　　　　アイヌへの差別といった重いテーマを描いた単行本「からすの子」と「消え行く少女」（前・後編）の３冊を復刻した限定８５０部のうちのNo.０１７。
　　　　付録として、「白土劇画のはじまり」という鶴見俊輔と呉智英の解説を掲載した小冊子がついている。
　　　　　
　　　　　

　　　　３　白土三平「サスケ」（雑誌「少年」（光文社）別冊ふろく）
　　　　毎年恒例の報告ですが、幻藏さんにいただいた１冊（画像で表紙が見えるもの）を加えて、今年は１３冊をゲットしました。残りは、あと７冊！
　　　
　　　　　

　　　　４　藤子不二雄「シルバークロス」（「少年」別冊ふろく）＋「海の王子」（全５巻・FFランド・中央公論社）
　　　　「シルバークロス」は幻藏さんからいただいたもの。藤子不二雄作品は人気があるので、
　　　　付録はなかなか古書店へ出てきません。「海の王子」はセル画つきの初版をセットでゲットしました。
　　　
　　　　

　　　　５　横山光輝「少年ロケット部隊」（全８巻・アップルＢＯＸクリエイト）
　　　　「日の丸」連載当時は、購読していなかったので、友人の本を借りてとびとびに読んでいました。
　　　　空飛ぶ円盤でアフリカへやってきた宇宙人の侵略と闘う少年たちで構成されたロケット戦闘部隊の活躍を描くという内容で、
　　　　大ヒットしました。ようやく今年第１巻と完結編の第８巻が手に入り最初から通して読むことができました。
　　
　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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