『2007年は多忙で…でもそんなの関係ネェ!!』(小島よしお調)
一昨年から周囲の環境が変わり、古書店に行く機会が減った(と自分では思ってる)為に、
そそられる本に出会う確率も少なくなり、レア本の収穫が少ない一年だったと思います(涙)
その分、少々無理をしたベスト5となってしまいました…(汗)
※『自力かつ安価で完揃したモノ』というテーマで選んでますので、収集家仲間から頂いた本は除外させて頂きます。
(貴重な本をお譲り頂いた皆様には、この場を借りて改めて厚く御礼申し上げますm(_ _)m)
レア本に出会う事が年々減ってきている気がする…2008年は当コーナーは廃止かも(苦笑))
尚、順位については相場価格・入手難易度等も考慮した上で、最終的には私の独断と偏見で選びました。
順位 | 作品・出版社・作者名 | 書影 |
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コメント | ||
1 | 食う寝る大人 全2 実業之日本社 オールC 横山まさみち |
・横山まさみちの作品。 週刊漫画サンデーで連載された性豪モノ。 単行本は全2、雑誌版単行本で全5が刊行されてるが、 どちらも未完となっている不遇なタイトルです。 流通量が少ないせいか、入手が困難な一品。 ・兵庫県内の古書チェーン店で2冊計350円でGet! |
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2 | ドラえもん 44.5巻 小学館 コロコロコミック付録 藤子不二雄 |
・藤子不二雄の作品。 コロコロコミックの別冊付録で、存在を知って以来、 長らく探求していた一冊。 45巻に収録されているので、作品自体は難なく読めるものの、 『44.5』巻と記載されると、集めたくなるのは人情でしょう(笑) 因みに、作品自体は45巻に収録されているものとは、 2ページの差があり、描き足し前のバージョンらしい。 ・岡山県内の古書チェーン店で500円でGet! |
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3 | やる気まんまん 全8 講談社 横山まさみち |
・横山まさみちの作品 牛次郎原作による性豪モノ。 『やる気まんまん』シリーズは、講談社から全8、 双葉社から『新やる気まんまん』が全15、 ケント出版から『性遊記』として1冊刊行されているが、 どれも入手が困難です。 最近は、マガジンファイブ社からセレクション版として、 全2が発刊されてます。 ・兵庫県内の古書チェーン店などでGet! 購入金額は平均で1冊500円くらい。 |
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4 | 近眼人類詩集 全1 朝日ソノラマ サンC 松本零士 |
・松本零士の作品。 人類が全員近眼になってしまう未来の物語。 このタイトルでサンC新書版松本作品は完揃いの為、 どうしても欲しかった一品でした。 ・兵庫県内の古書店で800円でGet! |
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5 | ピンキーちゃん 全1 曙出版 曙C 古谷三敏 |
・古谷三敏の作品 孤児ピンキーちゃんが里子に出された先での ドタバタを描いた漫画。 古谷三敏がフジオプロから独立して 最初に取り組んだ作品らしい。 状態が良ければ、ベスト1でも良かったのですが…(涙) ・兵庫県内の古書チェーン店で500円で購入。 |
<他の漫画収集家のBEST5>
◆ハンターさん
恥ずかしい収穫
今年のべスト5は
@ 赤い風車
なぜかついつい
A 格闘王V新品
やっと全部通して読めました。
B 悪魔くん
チクマさんどうなったの?
C 石森章太郎入門
2007年初GET、おいちゃんからのプレゼント
D キャプテン
やばい本?
◆コロ助さん
そんなに珍しい本を入手してる訳じゃないのと格安で入手もしてないので、
今回は同人誌&コンビニ本の単行本未収録作品を収録したものでランキングしますね。
@ 「みきおとミキオ本 午後の初日の出」
みきおとミキオの単行本未収録が4話(うち1話は小学館の文庫化で収録された)が
収録されてます。
A 光文社【鉄腕アトム】3巻 表紙絵有りの物 並上
ボンボン版鬼太郎の単行本未収録が全部載ってます。ボンボン版は
何故か、いきなり単行本が止まったので最終回までが単行本化されてません。
アニメ化で人気の為なのか凄い金額になってますね、これ。
B 「ぼくら版 ゲゲゲの鬼太郎<絵物語篇>」
そのままぼくら版の単行本になってない鬼太郎。かごめしゃから出ました。
C 「スペル星人の逆襲」
まあタイトル通りです。スペル星人の漫画を掲載した
同人誌です。
D 「嗚呼!!花の応援団」
徳間から出たでかいコンビニ本ですが1〜3巻にそれぞれ単行本未収録作品が
入ってます。
今年はコンビニ本に泣き笑いの一年って感じです。コンビニ本で今まで
単行本化されてない作品が出まくるのはいいんですが、コンビニ本は
雑誌扱いなので即絶版なので見逃すと入手困難に・・。
でも単行本化したら出版社が在庫抱えて困るんでしょうね〜。
同人誌に関しては著作権うんぬんと意見があると思いますが
ドラ最終回は別にして、エロパロじゃなければぶっちゃけ
儲かって無いと思います。出版社が単行本にしてくれない
以上、どうしても読みたい!って人の為に必要なんじゃない
でしょうか?
◆みたらしだんごさん
まだ大丈夫ですかね???
@ 魔の氷島探検 花野原芳明
A 雪之丞変化 久呂田まさみ 金園社 全3巻
B ヘアプリンセス 全2巻 高階良子 なかよし付録
C 愛の妖精 全1巻 里中満智子 なかよし付録
D わんわん物語 トモブック 小坂靖博
E その他のなかよしの付録いっぱい(笑)
F いがらしゆみこ 世界名作絵本 全5冊 中央公論社
G 男はつらいよ 高井研一郎 7巻 帯付(祝コンプ!)
H 最新版 おそ松くん 赤塚不二夫 全2巻
I ぽるのどいっこうシリーズ 残っていた4冊(祝コンプ!)
こうしてみると結構買っていますね〜(大汗)ありがたい事です(ニコニコ)
ありがとうございましたぁあああああああああああああああああああああああああああああああ(パンパンパン)
来年も宜しくお願い致します(鬼ペコリ)(パンパンパン)
◆マンチュウさん
毎年、ベスト5には、白土三平「サスケ」(少年別冊ふろく)をあげてきましたが、
50冊中あと7冊となったところで足踏み状態。昨年は1冊も入手できませんでした。
@ 「小学六年生」(昭和34年4月号)
昨年、横山光輝の「五郎の冒険」が虫コミックスの未収録を加えたものが講談社漫画文庫で刊行されましたが、
当時各種学年誌に長期にわたって連載された人気漫画の連載第1回が掲載されたのが、この小学六年生だったのです。
A 「カスタムコミック」(昭和54年5月創刊号)
この頃は、結婚をして子供もできており、マンガから遠ざかっていた時期だったため、購入していませんでした。
梶原一騎、小島剛夕、松本零士、村野守美、辰巳ヨシヒロ、小池一夫、北野英明など懐かしい名前が並んでいます。
表紙は、「ガロ」(青林堂)の常連で、昨年「赤い雪」で第35回日本漫画家協会賞大賞を受賞し、
12月3日になくなられた勝又進です。ボンボン版鬼太郎の単行本未収録が全部載ってます。
B 石森章太郎の「幽霊船」(月刊少年 昭和35年9月号別冊ふろく)
昭和30年代は、「おもしろブック」から「少年」に購読誌を替えたのですが、
そのとき初めて石森章太郎の作品とであったのが「幽霊船」でした。
すっかり、石森章太郎のファンになって、
その後も「秘境三千キロ」「少年同盟」と別冊ふろくになることは少なく、
ほとんど本誌連載でしたが、毎月読むのが楽しみでした。
C つのだじろう「ルミちゃん教室」
りぼんカラーシリーズといえば、ケンケンさんですが、
めったに古本屋ではみることがなかったので、見つけたときは即買いました。
D 岡友彦「飛竜夜叉」(おもしろブック 昭和30年8月号ふろく)
この頃は、先に書いたように「おもしろブック)を購読していました。
岡友彦といえば、「白虎仮面」が代表作ですが、これは冒険王に連載されていたので、
やはり毎月読んでいるおもしろブックの「飛竜夜叉」の方が印象に残っています。
岡友彦は、「少年ケニヤ」「少年王者」の山川惣治、「地球SOS」の『小松崎茂、「砂漠の魔王」の福島鉄次、
「黄金バット」の永松健夫とともに、人気の絵物語作家でした。
山川惣治や小松崎茂は絵と物語が完全に分かれていましたが、
岡友彦のものは細密な絵にふきだしでセリフが入っているという形式としてはマンガですね。
しかも、こんど読み返してみて、そのテンポの速いストーリー展開に驚きました。
80ページほどの別冊ふろくで、今だったら、週刊誌1年分くらいのお話が詰め込まれていました。
徳間から出たでかいコンビニ本ですが1〜3巻にそれぞれ単行本未収録作品が入ってます。